銀座の新スポット“HINKA RINKA”を彩るパラリンアート~作品紹介編~

東京、銀座。日本中の誰もが知る大人の街。様々なブランドショップや商業施設が立ち並ぶ一方、ギャラリーや画廊が軒を連ね文化発信の街としても知られています。

今年の3月、数寄屋橋交差点の一角に今年3月に大型商業施設東急プラザ銀座がオープンしました。その3階~5階の一部に、東急百貨店の新業態「HINKA RINKA」(ヒンカリンカ)があります。その開業は、TV・雑誌などメディアにも取り上げられ話題となりました。

そのHINKA RINKAの各フロアに壁面や陳列棚を彩るアート作品が点在し、お買い物空間をキラキラ楽しいものにしています。

これらのアート作品が、障がいをもつアーティスト「パラリンアーティスト」によるものであることはあまり知られていません。

今回は、6名の女性作家がHINKA RINKA開業に合わせて描いた作品をご紹介します。

 

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annaさん作品              「椿」ANNA 作

普段は色鉛筆で制作しているANNAさんにとって、筆での作品は初挑戦。彼女の作品の特徴でもあるカラフルな色彩が存分に発揮された作品です。

作家からのコメント                                     「皆さんに元気になってもらえるようなものを作りたいと思いながら描きました。絵を見てエネルギーを感じてもらえるように、沢山の思いを込めて描きました」

3階レジカウンターに展示

 

 

城岸さん作品                  「24gのGINZA」城岸美稀(じょうがんみき)作

レジカウンターと壁面にびっしりと描いた鉛筆画が作品です。普段からモノクロの作品が多く、細かいタッチの画風が特徴。足に障がいをもち、長時間の作業が難しい中で自宅と現場に作業を分けて完成させました。

作家からのコメント                                     「新しい銀座、未来の銀座を表しています。働くおしゃれな女性が銀座でショッピングを楽しむ様子、天候に左右されず最先端のトレンドやファッションを取り込むキラキラした女性たちをイメージしています」

3階レジカウンターに展示

 

 

泉さん作品                 「いついつまでも」泉里彩 作

様々なタッチの作品をこれまでに手掛けています。                      精神障がい(否定形うつ)を抱える中、プレッシャーと不安でいっぱいになりながらも、期待に応えたい、沢山のひとに作品を見てもらえるチャンスを活かしたいと、挑戦したそうです。

作家からのコメント                                     「この作品を採用してくださった企業さんにとっても、いつまでも末永くという意味もあり、また「愛」がいつまでも続くようにという想いをこめた作品です。

3階防火扉に展示

 

 

キクチさん作品1 キクチさん作品2.jpg                 (上)「白と黒のロンド」 (下)「切り子が照らす気高き花たち」キクチユミ作

彼女の作品は、まっすぐでない緩やかな線が特徴です。これは、障がいのひとつである手の麻痺による震えを活かしたものであり、独特の躍動感を作品に与えています。                 これまでライブドローイングを行うなど作家としてアート活動に積極的に取り組んでいます。

作家からのコメント                                    「この場所にふさわしい、凛とした作品になるように心がけました。いかがでしょうか。多くの方の目に留まれば幸いです」

4回防火扉、柱に展示

 

 

浅野さん作品1          「森の中は自由な心の中」浅野春香作

繊細なタッチの作品は、すべてボールペンによるものです。動物や植物を、独特な世界観で描いています。心の病と闘いながら、描いた作品のうち9展がタイルに焼き付けられ店内を飾っています。   テーマは自然ですが、自分自身のお父さんも作品の中に忍び込んでいます。

作家からのコメント                                    「”初めての絵の仕事” “森の中” “初めて自由に描いた” “心の中” “絵を知ってほしい”というのが今回の作品に感じたことです。この思いを考えてタイトルを”森の中は自由な心の中”にしました。」

5階レジカウンターに展示

 

志方さん作品                  「これもあれもどれもすべて私」志方 弥公(しかた みさと)作

この作品は、縦3m・横9mという今回の展示の中でも一番大きな場所となります。展示作品が決定するまでに、12もの下絵を提案しており、最もオーダーのイメージを実現できた作品がこちらです。聴覚に障害を持ちながらも、精力的に制作活動を行うほか、いのちの大切さを物語にした絵本の制作も行い、全国の児童養護施設や学校に配布活動を行っています。

作家コメント                                           「この作品はひとりの女性を思い浮かべ、その女性の人生をグラデーションで表現しました」

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施設を彩るアート作品のひとつひとつにも、作家である女性たちの想いが込められているんですね。  ぜひ、HINKA RINKAにお立ち寄りの際には空間を彩る作品にもご注目ください!

このプロジェクトを実現した事務局担当者のインタビュー記事はこちら。

HINKA RINKA ウェブサイト: https://www.tokyu-dept.co.jp/hinka-rinka/

パラリンアート運営事務局ウェブサイト: http://paralymart.or.jp/

 

 

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